お母さんというハードル
小学5年生の娘さんをもつ、ママさんと話をしました。
どうやら娘さん いま部屋のおふとんの中だそうだ。
そうなんです。ママさんと娘さん、衝突したようです。
ママさんほんの少し目に涙をうかべながら、
彼女のために こんなに一生懸命なのに
何がそんなに気に入らないんだろう・・・
あなたのためを思って やっているのに・・・・
よくわかります。
どうしてなのか、そういう年齢なんでしょうか・・・???
わたしも長男が、あまり学校のことをはなさなくなってきたのが
小5でした。
母としては、それが心配で何か悩んでいるのかな?
とか、心に何かかかえているのかな?
うまくいっていないのかな?
ストーカーではないけど、息子の後をつけまくりたい気持ちでした。
しかし。。。。。
当時の担任の先生に
(彼女は3人の子育てをしている先輩ママさんでもあります。)
こっぴどく、私は叱られました。
「いま、息子さんは 一生懸命自分と戦っていて、
しかも、親離れの準備を始めているところなのよ。
お母さん、見守っていてあげなさい。
あなたも、そろそろ子離れの準備をしなさい。」
とのことでした。。。
そういうことだったのね。目が覚めました!!
本当にその先生がいなかったら、心配で心配で
息子を縛り付けて、管理しっちゃっていたかも・・・・
と思うと ぞっとします。
また、娘のときも小5くらいからでした・・・
少々小言をいえば、大きな足音をさせて
自分の部屋にとじこもってしまう。
しかも、部屋のトビラをバ~~ンと 音をさせてしめるんです。
こちらは、同姓です。しかも 自分ににているところが
目について 母としてのイライラが、やたらつのりました。
長男のときの教訓があるので、子離れ、子離れと
言い聞かせましたが、がまんできなくて
追いかけて行っては、バトルもしました。
彼女のように、こんなに一生懸命なのに
何が気に入らないの????
確かに そう思いました。
そんなときに 聞いた講演で、、、、、、、
実は、娘というものは 母親ストレスというものがあるのだそう。
それは、母親が 一生懸命尽くせば尽くすほど、
何でも パーフェクトにこなせばこなすほど、
娘には それがストレスになるのだそうです。
お母さんという女性の ハードル が高すぎて
ストレスなのだそうです。
悲しいかな、
その母が 完璧であればあるほど・・・・
その先生いわく、
お母さんの ハードルをグ~~ンと下げて
お母さんにも、出来ないことや苦手があること。
子供のころの失敗話。
自分もいろいろ悩んだことなど話してあげたり、
手抜きをしているところや、だらけているところなど
見せてあげたりすると、お母さんも一人の普通の人間
だとわかってもらえる。
お母さんという仮面をはずしてあげると 安心するのだそうです。
そうすれば、気が楽になって、お互いに歩み寄れたり
できるそうです。
だだでさえ、学校やこどもたちのの世界で
がんばって戦って、ヘロヘロになって家に帰ってきたところに
あれしなさい、これはどう?
学校は こまってない??
勉強はどう??
なんて、いわれたら イライラがつのってしまう。。。。
そこを ぐっとこらえて 子離れの準備をはじめませんか??
子供命もわかるけど、自分が楽しくなる趣味などみつけるのも
いいかも・・・・
あとは、何でも話せる友人がいると助けられますね。
子供の前で我慢した分、そのストレスを発散しないと
こちらが、もたなくなっちゃうからね。
人に話すだけでずいぶんとスッキリするものね。
みなさん、子供と一緒に成長しましょう!!
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