宮西達也(徹子の部屋)

makiko fujiwara

2010年11月02日 00:41

先日 なにげなくテレビをみていたら、
「徹子の部屋」のゲストに宮西達也氏でした。

そうです。いま映画化で話題の
”おまえうまそうだな”の作者です。


今朝、小学校の読み聞かせにいったママさんが、

「読み聞かせの間、隣のクラスの先生の声が大きすぎて、
気になって、集中できなくて、書いてある通りに
しっかり読めなかった。。。。一応、内容は変えずに読めたと
思うけど・・・・」

と、言ってきた。

絵本は 作家さんが本当に書きたい言葉を
なるべく少なく削って、なるべく少ない言葉で、
全てを表現するように、必死に言葉を選んでいる。
と以前、図書講座にいったときに 聴いたことがある。

たとえ、語尾の一語でも 編集者と一週間以上も悩むとか・・・

なのできっと 絵本に書かれた言葉はぜったいなのだろう。
一語一句間違って読んではいけないんだ。
と以前は思っていました。

が、子ども相手の読み聞かせ。
作者の意向はもちろん心得て、
話が詰まったり、アクシデントがあったら、
自分の言葉にかえてもよいのかな・・・??
と思えるようになりました。


そして、今回の「徹子の部屋」で宮西達也氏が
「おまえうまそうだな」の読み聞かせをしてくれました。

あれれ??絵本作家さんも 本の言葉と違う言葉を
読んでいるではないですか!!

な~んか、ほっとしました^^

それにしても、作家さんご本人が読み聞かせをすると、
さっすが!!やっぱり違いますね。

この本は 最後の2ページが セリフなしの
絵だけで 子どもたち自身が自分で何かを感じて
もらうようになっているのだけど、
そこにもっていきかたや、間が絶妙なんですよね!!

最初は、あまり得意な絵本ではなかったけど、
温かくていい絵本と思えるようになりました。


宮西達也



静岡県出身。

日本大学藝術学部美術学科卒。

人形美術、グラフィックデザイナーを経て絵本をかきはじめる。

現在は長さ50cmを超える大型本や紙芝居・プラネタリウム・エッセイ・小学校教科書(東京書籍)の挿絵なども手がけ幅広いジャンルで活躍し、絵本での作品がDVD化されている。

以前は拓新太朗のペンネームで執筆している作品もあった。

主な作品 [編集]
ポプラ社 [編集]
おまえうまそうだな - 2010年にアニメ映画化。
あなたをずっとずっとあいしてる
きみはほんとうにステキだね
おれはティラノサウルスだ
ぼくにもそのあいをください
ペンちゃんギンちゃんおおきいのをつりたいね
鈴木出版 [編集]
はなすもんかー!
はらぺこおおかみとぶたのまち
にゃーご(小学校2年生国語教科書掲載)(DVD化)
きょうはなんてうんがいいんだろう(DVD化)
ぶたくんと100ぴきのおおかみ
カエルくんのおひるね
金の星社 [編集]
ふしぎなキャンディーやさん
まてまてー!
学習研究社 [編集]
おとうさんはウルトラマン/おとうさんの育自書
いとしのウルトラマン
おしえてウルトラマン
パパはウルトラセブン
パパはウルトラセブン・ママだってウルトラセブン
パパはウルトラセブン みんなのおうち
帰ってきたおとうさんはウルトラマン
おとうさんはウルトラマン/おとうさんの休日
教育画劇 [編集]
おさんぽトコちゃんトコトコトコ
かぶと三十郎 きみのために生きるの巻
など多数。(wikipediaより)







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