太陽のゆりかご

makiko fujiwara

2012年06月02日 01:59

太陽のゆりかご、コロラドの日食


Photograph by Colleen Pinski My Shot (ナショナルジオグラフィック) 


アメリカのコロラド州、丘向こうの日食が人影をそっと包み込む(5月20日撮影)。
米ナショナル ジオグラフィックのフォトコミュニティ・サイト「My Shot」に投稿された1枚だ。


 日食は、月が地球と太陽の間で一直線上に並んだときに生じる。
暗い月の視直径が太陽より小さいと、燃えるような光のリングが生まれ、
「金環日食」となる。
5月20日のイベントは、アメリカ本土では1994年以来だった。

2012年6月1日 17:12 (ナショナルジオグラフィック).

こんな素敵な写真付きの記事を見つけた。

先日の金環日食ショーは記憶に新しい。

これらの天体ショーまだまだ日本でも続くそうだ。


それをまとめたブログを見つけたので紹介させてもらう。



2012年6月4日 3分の1が欠ける部分月食 全国で見える。

地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって
月が欠けて見える現象。満月のときに起こる。

18時59分 月食始まり
20時03分 食分0.376の最大食
21時07分 月食終わり


2012年6月6日  金星の日面通過(要日食グラス) 全国で見える。
金星が地球と太陽の間に入ることで見られる現象。
太陽の表面を金星が横切ることで 太陽にあいた小さな穴が移動するように見える。

前回2004年6月8日から8年ぶり。次回は105年後の2117年12月11日。


午前7時10分ごろから午後1時48分まで観測できる。
と書いてしまうと、なんだか地味な現象に思えてしまいますが、
この金星の日面通過(要日食グラス)、243年に4回だけ起こるという、
とんでもなくレアな天文現象だと伺いました。
その証拠に、2004年の前に観測されたのは1882年。
しかもこの時は日本からは見ることができなかったそうでございます。
日本で観測できたのは、2004年から数えると、
130年前の1874年12月9日(明治7年)でしたから、
この金星の日面通過(要日食グラス)、
一生に一度見られるか見られないかの天体ショーですわね。


2012年7月15日  木星食(要望遠鏡) 南西諸島の一部を除く全国で見える。
月が天球を移動する過程で、背後に木星を隠す大変珍しい現象。
今回の木星食は、日の出前の東の空で起こります。
三日月を逆さまにしたような月が明るく輝いている側に近づいた木星が
月の後ろに隠れ、約1時間後に月の輝いていない反対側から現れるそうでございます。


午前3時ごろから午前4時ごろまで観測できる。
前回は1994年12月30日に、昼間の月に隠される現象が観測されております。
今回のように夜の月に隠されるような眼の良い方なら肉眼でも見ることが
できる木星食は1983年4月30日以来、約30年ぶりとなります。


2012年8月14日 金星食 南西諸島の一部を除く全国で見える。

金星の前を月が横切って、金星を隠す現象。

午前2時40分から午前3時25分ごろまで観測できる。
夜間、ほぼ日本全国で、金星食の潜入から出現までを肉眼でも観察する
ことができるのは、とても珍しいことだそうでございます。
これを逃しますと、次に良い条件で金星食が見られるのは
2063年5月31日となってしまいます。


見上げなければ観ることのできない天体ショーが
こんなにたくさんあるなんて・・・

21日。

普段なら慌しい朝の時間。

金環日食を観察しようと見上げた空は高く広く、

日々の雑事がいかに些細なことかを再認識いたしました。

宇宙の大きさに比べたら大抵のことはたいしたことではない

と気づかせてくれた天体ショー。

これからも楽しみたく存じます♪






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