食堂かたつむり

makiko fujiwara

2010年02月14日 02:35


















定期的に書店を巡回する習慣があり、
先日もとっても小さな書店ですが、
立ち寄りました。

とりあえず、何か新しいものや面白そうなものが
発売されていないかチェックして、
今回は、生活系の月刊誌を1冊購入しようと、
レジへ・・・・・・

支払いをしている中、
レジ脇にディスプレーしてある本を
なにげなく手にとって、ペラペラとしようとしたところ、
レジのお姉さんが(多分20代後半くらいかな??)

その本、わたしの今一押しで、
そこに置かせてもらっているんです。
よかったら、ぜひ読んでもらいたいです。
ほのぼの、そして、じんわりあったかいお話ですよ。

化粧ッ化もなく、20代にしては少し地味目なお姉さんが
一生懸命お勧めしてくれたので、
私にしてはめずらしく、内容も確認せずに
熱意に負けて、購入しました。
(文庫だったので、迷い無く・・・・・)

家に帰って気がついたのですが、
柴咲コウ主演で映画が公開されているんですね^^;

さっそく夜、布団の中で読み始めたら・・・・
ほのぼのしていて、じんわりそして最後は
大号泣していました。。

あっという間に読んでしまったので、
少しもったいないとも思いましたが、
お気に入りの作品、大切にしたい物語と
なりました。

””””食堂かたつむり””””小川糸
             ポプラ文庫¥560

同棲していた恋人にすべてを持ち去られ
恋と同時にあまりにも多くのものを失った衝撃から
倫子はさらに声までも失う。
山あいのふるさとに戻った倫子は、
小さな食堂をはじめる。
それは、一日一組のお客様だけをもてなす
決まったメニューのない食堂だった・・・・・・

作者  小川糸(おがわいと)
        1973年生まれ
         著書に、小説「ファミリーツリー」
               絵本「ちょうちょ」
         糸通信http://www.ogawa-ito.com


     

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